文在寅の失策 新型コロナウイルス【韓国配信記事】

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中国武漢で発生した新型肺炎で、韓国でも18人の感染者が出た(2月4日基準)。感染者の居住地はソウルや首都圏をはじめ、全羅道にまで拡大され、全国的に広まっている。感染者が新たに発生するたびに、韓国各地では感染者が訪れた映画館や免税店、病院などが続々と閉店し、小学校や保育園、学習塾が一時隔離される地域が増えている。

卒業シーズンを迎えている大学では、卒業式が次々とキャンセルされ、小中高校の卒業式では、保護者の学校への出入りを禁じている。ある韓国のニュースでは、「子どもの卒業式に出席できず、記念写真すら撮れなかった」と、涙ぐむ母親の姿が放送された。

まるで社会全体がパニックに陥ったような状況が起こっている中、日常で最も目立つ奇現象はマスクをめぐる騒動だ。

韓国疾病本部では、新種肺炎予防のためにマスクの着用と消毒剤の使用を勧告していて、普段、マスクをつける習慣のない韓国人も、今回だけは外出時のマスク着用が必須となっている。このため、マスク不足現象が発生し、各種騒乱が起きているのだ。

スーパーや薬局、コンビニではマスクが姿を消してしまい、ネット上のオープンマーケットなどでマスクを購入しようとする人が急増し、マスク価格が急騰している。Eコマース業界によると、新型肺炎の感染者が増加した1月24~27日の間、マスクの販売量が30倍以上も増えたという。状況がこうなると、インターネットのオープンマーケットで売っているマスクの価格が、普段の2-3倍はもちろん、ひどい場合は10倍にも跳ね上がっている。

韓国のニュースによると、韓国のマスクメーカーの1日の総生産量は約800万個前後と、現在のような非常状況ではかなり不足した物量だ。さらに、「代工」と呼ばれる中国人行商よる買い占めも、マスク不足に大きな影響を与えている。韓国のニュースによると、マスク工場がオープンする前の未明から中国人行商たちが工場の前に陣取り、工場が開くと数億ウォンの現金を払ってマスクを買い集めているという。

朝鮮日報は中国人行商たちのマスク買い占めについて次のように報道した。

「(マスク)工場関係者は『1日生産量は20万枚だが、中国人から1億枚を注文したいと電話があった』『旧正月連休が過ぎて発注量に間に合わせなくなり、発注を受けないようにしていたら、工場の前で車を止めて寝泊まりする人たちもいて、最近は会社の正門を閉めて働いている』と述べた」

マスクが品薄現象が深刻化すると、文在寅(ムン・ジェイン)政府は、「マスクを買い占める人は懲役2年以下の刑に処する」という厳罰方針を発表した。しかし、そもそもマスク品薄を招いた原因は、新型コロナ事態を安易に見て初動に失敗した文在寅政権、そしてマスクを爆買いする中国人ではないだろうか。結局、文政権のマスク買い占め厳罰はまったく効果のないパフォーマンスに過ぎないと思われる。

李正宣

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