「今度こそは」と願った大阪府知事選へ 【コラム】

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 「今度こそは」と願った大阪府知事選へのの期待は、ものの見事に一抹と消え、予想通りに裏切られた。
 太田156万票、江本67万票、梅田50万票という結果。エモやんがマトモだとは言わないが、「巨大な組織に力で負けた」と、選挙戦を途中で投げ出す戦いぶりが不甲斐ない。
 おかげで太田は格好の野合の的。投票率が最低でも通るワなあ。連合大阪に自民、民主、公明党。「イワシの頭でも、腐ったタイでもエエやないか。担いどいたら、恩着せられるがな」と、はしゃぐ姿が目に見える。それが十把一絡げにして「オール大阪」やて、そんな漫才師おったかいな?
 マトモでないのが今まで以上に大手を振ってまかり通るのだから、財政破綻も大阪復興もなんのその。わがの為に知事をくすぐる輩と、ミコシの上でばばシャツ見せてバンザイするのがうれしいだけのオバはんの二人三脚では、何~にも変わりまへん。ヤルだけ無駄な選挙でしたなあ。
 さんざん毒づいても、あっと言う間にケロッとして「今日はこのぐらいにしといたろか」やから、大阪人は変わり身が早い?コレも聞かなんだことにしとこ。今んトコは・・・。
 で、間抜けた話をもう一つ。選挙のほとぼりがサーッと冷めた某日夕刊に、小さな脱税記事が載ったのを覚えておられるかな。
 有名な中国の古典ピカレスクロマンに因んだ名前で知られるパチンコ必勝法を伝授する会社だが、大阪国税局に指摘を受けて一億数千万円の追徴だとか。ある声によると、本当の脱税額はとんでもない巨額ながら、諸方面からの介入があり、狙いのン分の一とかで手打ちになったそうな。厳しい緘口令が破れて報道されたのは、何かの手違いとも。
 元は競輪・競馬の必勝法でのし上がり、グループ数十社。借りてきたネコを各社の代表に据え、真の黒幕は隠れたまま。そのくせ諸当局への懐柔怠りなし。
 かつて、官界・財界を手玉に取った焼き鳥屋のオヤジがいたが、それをも凌いで、今や大阪のワル・ナンバー1だという。毒水飲まされた御仁は身に覚えがあるだろう。天網恢恢という言葉があるが、怖いかな。さあて、この顛末、どんなことになるのやら。(醒)

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